私はずっと、自分の幸せはパートナー次第だと思っていました。
パートナーの機嫌が良ければ、私も気分が良かった。
でも、彼らがストレスを感じていたり、不機嫌だったり、距離を置いていると感じると、私の一日も崩れてしまう。
最初は、自分がそうしていることにすら気づいていませんでした。ただ、「支えたい」と思っていただけだし、こんなにも感情的につながるのは当たり前のことだと思っていました。
でも、時間が経つにつれ、それがどれほど疲れることなのかを痛感しました。まるで、自分ではコントロールできない感情のジェットコースターに乗っているような感覚。そして何よりも、一番怖かったのは——自分が何で幸せを感じるのか、ほとんど分からなくなっていたことでした。
このままではいけない。
そう思った私は、試行錯誤しながらも、パートナーの感情に振り回されるのをやめ、自分自身の喜びを見つけるための7つの習慣を身につけました。
私が「自分の幸せ」を取り戻すために実践したことを紹介します。
1) 周りの感情をすべて吸収するのをやめた
私は以前、まるでスポンジのようにパートナーの感情を吸収していました。
彼らがストレスを感じていると、私もストレスを感じた。
彼らが落ち込んでいると、私もリラックスできなかった。
まるで、感情の境界線がなくなったような状態。でも、あるとき気づいたんです。
「大切な人が大変な思いをしているからといって、自分もその気分を引きずる必要はない」
そこで私は「感情の分離」を意識するようにしました。パートナーが落ち込んでいるときでも、自分にこう言い聞かせるようにしたのです。
“彼らの気持ちは大切。でも、それが私の気分を決める必要はない。”
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冷たくなるということではなく、お互いの感情を尊重しながらも、自分の心を守るための境界線を作るということ。
そうしたら、驚くほど気持ちが楽になりました。
2) 日常の小さな幸せを見つけるようにした
かつて私は、パートナーの気分に左右されてばかりいました。
彼らがストレスを抱えていると、その日一日がどんよりと重く感じられました。
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ある日の夜、私はベランダに座り、パートナーが部屋の中で考え込んでいるのを見ていました。
以前の私なら、「私、何か悪いことした?」と考え込み、彼らの気分が良くなるのを待っていたと思います。
でもその日は違いました。
私はただ、その瞬間を感じることにしたのです。
夜風の涼しさ、遠くから聞こえる街の音、手に持ったお茶の温かさ。
そのとき、私は気づきました。
“私はずっと、パートナーの気分が良くなるのを待ってからでないと、自分が幸せになってはいけないと思っていた。”
それからは、小さな幸せを意識的に見つけることを習慣にしました。
好きな音楽、友達から届いた面白いメッセージ、朝の光が窓から差し込む瞬間。
幸せは誰かの気分を待つものではなく、自分で選び取るものだったのです。
3) 「選ばれるのを待つ」のをやめた
私はずっと、パートナーからの安心感を求めていました。
「大切にされている」と感じたかった。
特別な存在だと実感したかった。
距離を感じると、「自分は十分じゃないのかも」と思い込んでしまっていた。
だから、もっと努力しました。
相手の期待に応えようとしたし、気持ちを察して行動しようとした。
でも、そんなことを繰り返しているうちに、私は「私らしさ」を失っていたのです。
ある日、また「必要とされていない」と感じて落ち込んでいたとき、自分にこう問いかけてみました。
「選ばれるのを待つのではなく、自分で自分を選ぶとしたら?」
それ以来、私はこうするようになりました。
- 理解されないと感じたとき、無理に説明しなくなった。
- 自分の価値を、努力で証明しようとしなくなった。
- 誰かの関心や愛情を、自分の価値の全てにしないようにした。
そうするうちに、少しずつ、私は自分自身を取り戻していったのです。
4) パートナー以外の世界を大切にした
以前の私は、パートナー中心の生活を送っていました。
彼らの予定、彼らの気分、彼らの必要に合わせることが当たり前。
でも、そのせいで私は自分のことがよく分からなくなっていました。
そこで、自分に問いかけました。
「私は、この関係以外で何者なのか?」
最初は答えが見つかりませんでした。
でも、そこから私は変わり始めました。
- 以前の友人と連絡を取るようになった。
- やめていた趣味を再開した。
- パートナーの予定を気にせず、自分のための時間を作った。
そして気づいたのです。
“自分の人生を大切にすることは、パートナーとの関係を弱めるのではなく、むしろ強くする。”
5) 誰かの安心ではなく、自分の安心を作るようにした
以前の私は、不安を感じるたびにパートナーに答えを求めていました。
でも、そのたびに安心できるのは一時的なもので、すぐにまた不安が戻ってきてしまう。
そこで私は、「不安を消してもらう」のではなく、「自分で落ち着ける方法を身につける」ことにしたのです。
- 深呼吸をして気持ちを落ち着かせる。
- 「感情は事実ではない」と自分に言い聞かせる。
- 誰かに頼る前に、自分の気持ちをノートに書き出して整理する。
少しずつ、私は自分の感情を自分でコントロールできるようになりました。
6) パートナーに「感情の自由」を与えた
私は長い間、パートナーの機嫌が悪いと「私のせいかもしれない」と思い込んでいました。
彼らが静かだと、「何か怒らせることをした?」と考えた。
彼らが距離を置いているように感じると、「どうすれば機嫌が直るんだろう?」と焦った。
私は、彼らの感情をコントロールしようとしていたのです。
でも、あるとき気づきました。
“誰にだって、ただ「そういう日」がある。私もそうだし、パートナーもそう。”
それ以来、私は「すぐに何とかしなきゃ」と思うのをやめました。
- すぐに解決しようとせず、ただそばにいることを選んだ。
- 無理に話を引き出そうとせず、「今は一人になりたいのかも」と尊重するようにした。
- 相手の感情を「私の責任」と思うのをやめた。
すると、パートナーも気持ちを押し殺すことなく、自然に感情を表現できるようになりました。
結果として、私たちの関係は以前よりもっとリラックスしたものになったのです。
7) 幸せは自分の責任だと気づいた
私はずっと、「幸せとは、誰かが与えてくれるもの」だと思っていました。
パートナーが優しくしてくれたら嬉しい。
気にかけてもらえなかったら寂しい。
愛情を感じられなければ、不安になってしまう。
でも、そんな生き方はあまりに不安定でした。
ある日、ふと考えました。
“なぜ私は、誰かの気分次第で自分の人生の満足度を決めているんだろう?”
その瞬間、私は気づきました。
幸せとは、自分が「選ぶ」もの。
他人に依存するのではなく、自分で作るものだったのです。
それ以来、私はこう考えるようになりました。
- 誰かの機嫌ではなく、自分の行動で一日を決める。
- 他人の愛情を測ることでなく、自分自身を愛することで満たされる。
- 「いつか幸せになれる」ではなく、「今、この瞬間を幸せにする」。
そして、私はようやく「本当の安心感」を見つけることができました。
結論
他人の感情に自分の幸せを委ねることは、終わりのない不安のループです。
相手の気分が変わるたびに、自分の感情も振り回される。
でも、幸せは外から与えられるものではありません。
自分の内側から作り出すものなのです。
大切なのは、少しずつでも意識を変えること。
- 自分の感情と他人の感情を切り離して考える。
- 小さな幸せを見つける力を養う。
- 誰かの愛情を待つのではなく、自分を大切にする。
変化は一晩では起こりません。
でも、小さな積み重ねが、自分の心を自由にしてくれるのです。
“あなたの幸せは、あなた自身のもの。他の誰のものでもない。”